耳がムズムズ

いつも首や肩のコリで来院される方です。

今日はどんな感じですか?と聞くと
「耳がムズムズします」とのこと。

最近静かにしていると特に感じるという。
確認すると今日はあまり感じないとらしい。

検査をしてみます。
左の耳なのですが、耳の後ろの骨が前へ、左のアゴが後ろへ、ようするに耳が挟まれているような形になっていました。また、頭頂部では右にねじれている感じでした。

これだけゆがんでいれば何か症状が出てもおかしくないかなという状態でした。

首の動きを見ると、左に向きにくく、右に倒しづらい感じでした。

全体を整えつつ、頭が整うように調整をすすめる。

押さえて痛かったところが痛くなくなったので、再検査。
首を動かしてもらう。

「あー、さっきより楽に回ります」とのこと。

耳はどう?
「何かさっきよりいい感じです。」

「先生、首はよくなったけど、親指が痛いんですけど」

みてみると、何か所かゆがみあったので調整。
「あっ、軽くなりました」とのこと。

痛みとは違う、何か変だなぁというような症状もゆがみから起きていることもあります。
ちょっと変だなぁくらいの時にバランスを整えておきましょう。
我慢すると痛みや症状がひどくなる場合がありますよ。

あれで腹筋をして腰痛に

70代の男性の方です。

腰が痛いのでみて下さいとのこと。

よくお話を聞くと、腹筋をしてから腰が痛くなったと。

運動不足を感じ、通販で話題の「倒れるだけで腹筋が出来る器具」を買って腹筋を何日かしたら腰が急に痛くなったとのことです。

椅子から立つ時や寝返りするのが辛い。右肩の動きも良くないです。

まずは座位で調整。立つのが少し楽になる。右肩は肘や手に歪みがあったのでそこを調整すると挙がるようになる。

お腹に押すと痛いところあったのでそれがゆるむように調整。

その日は来た時よりだいぶ楽になったとのことでそこで終わり。

2日後に電話が。「また痛くなったのみてほしい」とのこと。

みるとまたゆがみが戻っていた。

調整後楽にはなるが違和感が残るという。

痛みは変化が出ているので様子をみてもらう事に。

急に運動をしたことで患部の深い部分も痛めてしまったのかもしれません。少し時間がかかるかもしれません。

皆さんも運動をはじめるるときは、無理せず軽めの運動からはじめて、少しずつ体をならしていきましょう。

台から落ちて腰痛に

60代の女性の方です。

はじめに、腰が痛いのでみていただけますか?と電話がありました。

よく話を聞いてみると、台にのって作業をしていたら、後ろにひっくり返って、背中と頭を打って、それから動くのもツラいくらい腰が痛いと。

それならば、まずは病院に行かれたほうがいいですよ、骨折とかしているといけないから、一度レントゲンを撮った方がいいですよと。

それでも、そちらでみていただけますか?と言われるので空いている時間帯があったのでそこに来てもらう事に。

来院時、杖をつかないと歩けない様子。

病院にも行ったらしく「骨には異常がありませんでした、筋を違えたのでしょう」とのこと。
処置は、コルセットとシップ、痛み止めが出たらしい。

骨には異常がないとのことでしたので、体をみてみることに。

腰と骨盤に歪みがありました。

それらが整うように調整。まず椅子から立つのが楽になってきました。

さらに調整。立つのはだいぶいいが、歩くとまだいたいとのこと。

また調整し、歩いてもらうと、
「だいぶいいです、実はさっきまで怖い感じがあったのが、なくなってきて歩きやすいです」とのこと。

症状を追いすぎて施術をしすぎると、痛みがぶり返すことがあるので今日はここまでにして様子をみてもらうことに。

帰りは、杖をつかなくても歩けるようになっていました。

この方みたいに、台から落ちた、階段から落ちた、どこかを強くぶつけたなど場合は、まずは病院でみてもらうことをお勧め致します。

アゴがカクカクする

小学3年生の女の子です。

お母さんが定期的通っていて、子供もみてほしいとのことで来院。

話を聞くと、口が開きにくい、開けるときカクカクする、とのこと。

アゴの関節をみてみると、開くタイミングが揃っていない。右側が遅れて動いてくる。そしてあまり大きく開けられない感じです。

まずは、全体のバランス調整。施術しながらお母さんに話を聞く。

「寝ているとき手を顔に当てていませんか?」

「あっ、やっているかも。それを見てかわいいと思っていました。」

おそらく寝ている間に手が顔に当たっていることでゆがんでしまい、開けにくくなってしまったと思います。

全体を調整後、アゴに関連しているところ調整。

感じとしてはあと数回施術が必要かと。あとは寝ているときに手を当てないようになれば変わっていくと思います。

このように寝ているときに手が顔に当たっていたりすると顔がゆがんでしまいますよ。お気を付け下さい。

冷たいものの取り過ぎで

暑い日が続いていますが、体調は崩されてはいませんか?

この季節になると多くなるのが、冷たいものを取り過ぎて体調を崩される方が多くなります。

キンキンに冷えたビール、ジュース、アイスなど美味しい季節ですが、冷えたものを取りすぎると内臓の働きが低下します。その内臓が冷えて働きが低下したせいで様々な症状のもとになります。

例えば腰痛や股関節の痛みです。

骨格のバランスをみても大したことないのだけれど、お腹をみると痛いところが何ケ所か見つかったりします。

そこを軽くタッチしながら痛かった動作をしてみると、楽に動けたりします。そんな時はそのお腹を調整することで、腰痛や股関節の痛みが改善することがあります。

当院に来られる方に話を聞くと、冷蔵庫で冷えていた飲み物にさらに氷を入れて飲む、それも日に3~4杯も飲むとか、毎日仕事の帰りにアイス食べるとか、キンキンに冷えたビールを毎晩飲むとか、そのようなことを毎日繰り返していることで内臓が冷えてしまっているようです。

冷たいものが美味しい季節ですが、くれぐれも冷たい物の飲み過ぎ、食べ過ぎにはご注意下さい。

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